2017年02月16日

「炎路を行く者」

 年明けに、間もなくドラマ「精霊の守り人」シーズン2が始まると知り、録画したまま放置していたシーズン1を慌てて観ました。

 いや、なんかね、バルサ役に綾瀬はるかってのがね、華奢すぎるんじゃないかと思ったのですよ。
 それで躊躇ってたんですけど。

 カッコ良かったわー! アクションシーン、すごい!
 槍さばきも見事だったし。敵のみぞおちにクリーンヒットしたパンチ、マジ重そうでした!

 もっと早く観れば良かったと言いたいところですが、シーズン1の記憶が新鮮なうちに2を観られたので、これはこれで良かったかなとw

 本書も、シーズン2にはヒュウゴが出るということで慌てて買いました。
 実はあんまり読む気がしていなかったのです。正直、ヒュウゴと言われても、「ああ、そう言えばそんな人いたねー」みたいな感じなので。
 チャグムと関わる重要なキャラだというのは憶えていましたが、ヒュウゴが出てくるあたりってファンタジー色が薄い上に戦争待ったなしな話の流れなので、あまり入り込めなかった記憶が。
 しかも、ヒュウゴはチャグムから見ると敵国の人間なので、いろいろ事情のある人らしいことはわかっても、それほど興味は持てなかったのです。
 でも、ヒュウゴの過去の話らしいので、ドラマにもエピソードが盛り込まれたりするかも(シーズン1でそういうことがあったので)と思って読んでみました。

 本書にはヒュウゴが主役の「炎路の旅人」と、15歳のバルサを描いた「十五の我には」の2編が収められていますが、分量的に 3/4 はヒュウゴの話です。

【炎路の旅人】

 ヒュウゴが生まれ育ったのはヨゴ皇国。チャグムの新ヨゴ皇国はここから派生した国です。
 物語はこのヨゴ皇国が滅亡した夜から始まります。

 ヨゴ皇国に攻め込んだタルシュ帝国は、一般市民には手を出さないものの、叛乱の芽となり得る貴族や武人の家系は女子供でも容赦なく皆殺しにする方針を採っていました。
 そのため、<帝の盾>と呼ばれる高位の武人階級であるヒュウゴの一族もタルシュ兵によって惨殺されてしまったのです。

 かろうじてひとり生き残ったヒュウゴを救ったのは、チャグムと同じく異界ナユグを見ることのできる少女リュアン。
 そして、リュアンの父ヨアルは、貴族の子を匿ったのがバレたら自分たちの身も危ういと分かりつつ、目の前で母と妹を殺された子供を放り出すことはできなかった好人物。

 要所要所でヒュウゴの支えとなるこの父娘の情愛に、ヒュウゴのみならず読んでいる私もずいぶんと救われた気持ちになりました。

 やがてヨアルに酒場の下働きの仕事を紹介してもらって下街で自活を始めたヒュウゴ。
 芋の剥き方が上手くなったと褒められたのを嬉しく思い、初めてもらった給金でリュアンたちに酒場の料理を御馳走する姿は本当に微笑ましい。
 けれど、日々の暮らしに追われる中、ふと夜中に目を覚ますように、<帝の盾>となるべく修練を積んでいた頃と現在の暮らしのギャップを思い、タルシュへの怒りやそれに対して何もできないでいる自分への怒りや焦りや、様々な感情が綯い交ぜになって苦しむ姿はひどく痛ましい。

 やがて彼は自らの進むべき道を決め、タルシュ帝国のターク<鷹>と呼ばれる密偵になるわけですが、そこに至るまでが描かれている本作のおかげで、かなりヒュウゴの好感度がアップしました。

【十五の我には】

 ヒュウゴの父は<帝の盾>と呼ばれる武人でしたが、バルサの養父ジグロもまた、<王の槍>と呼ばれる最高位の武人階級だった人。
 バルサ自身も本来であれば貴族の娘として何不自由ない暮らしをしていたはずの人です。

 そのバルサもまた、ヒュウゴと同じように酒場の下働きで芋の皮を剥き、上手いと褒められますw
 もっとも、バルサのほうはもっとクールな反応ですが。

 タイトルどおり、本作のバルサは15歳。子供と呼べるほど幼くはなく、かと言って大人ではない微妙なお年頃。
 親友の娘であるバルサの命を救うため、地位はおろか国すらも捨てて放浪の旅をすることになったジグロに対し、15歳のバルサは負い目を感じています。

 なので、もう一刻も早く一人前になりたいし、半ばなったつもりでいるんだけど、やはり15歳は15歳なのです。
 そういうお話。

「……十五の我には 見えざりし、弓のゆがみと 矢のゆがみ、
 二十の我の この目には、なんなく見える ふしぎさよ……」

 引用したのは、作中でジグロが読んでいた詩集の一節。
 話の流れで読むと、本当に涙が出そうになるくらい良い詩なんですが、これね、ドラマ版で使われてるんですって。解説に書いてあった。
 ジグロと6歳のバルサが野宿をする場面で、焚火の前でジグロが読んでいた本がこの詩集なんだそうですよ。映像で見てもよくわからないとも書いてありましたがw

 ところで、ドラマ版はタルシュが侵攻してきていることだし、シーズン2で終わるのだろうと思っていたのですが、シーズン3まであるらしいです。
 シーズン3の前半は「闇の守り人」だとか。
 私は「夢の守り人」が好きなんだけど、今のドラマの流れだとどうなるんだろう? タンダやトロガイ師がメインの話が入り込む余地があるかしら?

posted by nakaji at 15:54 | Comment(0) | TB(0) | 読書記録>フィクション
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2017年02月14日

花の色は

 開花が進むと色が変わるというプリムラ・ジュリアン。
 しばらく観察してみました。

プリムラ・ジュリアン

 2月1日。植えつけから4日後。
 一番左の、矢印をつけた花を観察しました。
 まだ真っ白です。

プリムラ・ジュリアン

 2月2日。
 ほんのりとピンク色に。一日でこの違いには驚きです。

プリムラ・ジュリアン

 2月6日。
 かなり色づいて参りました。
 あとから開花したものも徐々にピンク色になってきています。

プリムラ・ジュリアン

 2月10日。
 こんなに濃いピンク色になりました。

プリムラ・ジュリアン

 2月14日。
 今日撮影したものです。
 もうこれ以上、ピンク色は変わらないようです。中心の黄色い部分もこれ以上は濃くならないかな?

 変色するとは知らずに買ったジュリアンですが、毎日観察する楽しみがあっていいですね〜♪

posted by nakaji at 15:30 | Comment(0) | TB(0) | ガーデニング>その他

2017年02月13日

「暮らしを彩る和紙オリガミ」

 本が好き!という書評サイトの献本でいただいた本です。

 「暮らしを彩る」とタイトルにあるように、掲載されているのは、テーブルウェア、アウトドア容器、ボックス、アクセサリー、ルームインテリア、ステーショナリーの6項目。
 綺麗にディスプレイされた完成形の写真が載っているのですが、「あ、これ作ってみたいな」と思うものがけっこうありました。
 仕切り皿は、リビングに常備しているのど飴を入れるのにいいかも、とか。
 立体コースターは、多肉の小さい植木鉢に履かせたら可愛いかな、とか。

 問題は、不器用な私に折れるのか、ということで。
 折り紙なんて、鶴とヤッコと兜くらいしか作ったことがなくて、大人になってから作ったものなんて居酒屋で友人に教わった、割り箸の袋で作る箸置きくらいな私に、果たして折れるのかと。

 山折り谷折りで躓くのに大丈夫なの? と夫にも心配されました(なぜそこで躓くとバレたのだろう?)が、大丈夫!
 展開図の記号の見方や基本的な折り方がとても丁寧に書かれています。
 作りたいものに適した紙の選び方や、難易度が星の数で表示されているのも初心者には嬉しいところ。

 付録に折り紙がついているのもありがたいです。
 しかも、美濃和紙の折り紙!!

 いやいやいや。付録とは言え、美濃和紙なんて高級品をすぐに使う勇気はないので、100均で折り紙を買ってきてまずは練習。
 気になったものから難易度の低いものをいくつか作ってみました。

折り紙

 立体コースターは植木鉢には小さすぎましたが、龍角散のど飴を入れている瓶にぴったりサイズで、その右のピック立てはサカムケアにぴったりw
 その下の赤いのが仕切り皿ですが、のど飴を入れるには小さすぎでした。
 左下のはギフトボックス。ちゃんと中に物を入れられて、蓋も閉まるんだよ!

 それはそうと、100均の折り紙ってすごいね!
 こんな可愛いのが80枚も入って108円でしたよ!!

折り紙

 箸包みに沖縄の箸(うめーし)を入れてみました。
 その下はハリセン。じゃなくて扇の箸置き。
 右のふたつは割り箸袋の箸置きですw

折り紙

 一番素敵だなと思った鶴香箱は、勇気を出して美濃和紙で折ってみました。上の写真の白い鶴がそうです。
 100均の紙と比べるのも失礼ですが、手触りが全然違う! 折りやすいし!

 のど飴を入れて、テーブルに置いておくと可愛いと思います (*´∀`*)

折り紙

 いやぁ、もくもくと作っちゃいますね、これ。
 最初は2〜3個作ってみるつもりだったのに、調子に乗っていくつも作ってしまったw
 思いのほか上手くできると嬉しくなって、次はこれ作ってみようかなってなるんですよね〜。やばいです。楽しい。

 指先を使うのはもちろん、考えながら折るし、集中するし、ボケ防止にもいいかもしれないw
 近ごろ大人の塗り絵が流行っているそうですが、次に来るのは大人の折り紙かもしれない。そんな気がしました。
 またあとで作ろうっと。

posted by nakaji at 13:58 | Comment(0) | TB(0) | 読書記録>その他

2017年02月10日

桜とスズメ

 河津桜の枝で休むスズメ。

スズメ

 メジロの近くにいたコじゃないかと思います。

スズメ

 こちらは別の日に撮ったお散歩スズメ。
 逆光で顔がよく見えませんが、ふんわりと膨らんで、羽毛のふかふか具合が可愛らしいです。

 実はこれを撮る前に、小首をかしげた正面顔という、思わず鼻息が荒くなってしまうショットが撮れたんですが、哀しいことにボッケボケで。
 カメラね、ピントが合ったときのピピッて音がしたし、フォーカスポイントの緑の枠もスズメに合ってたはずなんですけど、地面にピント合ってたわ……(白目)

スズメ

 2枚めの写真と同じコです。
 砂も水もないのに何かを浴びていますw
 いや、ほんとはエサをついばんでいるときに身体を揺すったんだったかな。

 あー、スズメは可愛いなぁ (*´∀`*)
 よく見ると、目つき鋭いけどね…… (・`ω・´;)

タグ: 野鳥 スズメ 
posted by nakaji at 15:25 | Comment(0) | TB(0) | 写真随想録>動物

2017年02月08日

ララちゃん、16歳!

 2月8日はララちゃんのお誕生日です!
 16歳、おめでとう〜!

シャチ

 16か〜。やだー、乙女じゃん。
 我が家が初めて見たときは、まだ6歳だったんだねー。しみじみ。

シャチ

 ところで、シャチ姉妹の見分け方ってどうやってます?
 一番わかりやすいのが、ラビーちゃんの右頬のホクロですよね。
 私、5年ほど前に「シャチ姉妹を左から見分けてみる」という記事を書いたことがあるんですけど、これが自分で言うのも何ですが、なかなかパッと見で分かるものじゃなくてw

 それがですね、さっきKAMO_THEATER(カモシアター)vol.61を見たら、見分け方の話で「ララは下顎に小さな黒い点の模様がたくさんあります」って書いてあるんですよー。
 でね、動画を見ると、たしかに細かい点々がたくさんあるの!

 マジかー! 知らなかったわー!
 と、自分で撮った写真をざっくり見てみたんですが、さっぱりわかりませんでしたw

 上の写真もわからないですよね。1枚目の写真は完全に潰れてるし、2枚めの写真も水滴だか何だかw
 カモシアター見るまで全然気づいてなかったし、やっぱりパッと見でわかるものじゃないのかもー (´・ω・`)

シャチ

 次に鴨シーに行ったら、ララちゃんの下顎をじっくり見てみようと思います。
 パフォーマンス中は無理だろうけど、朝のんびり泳いでいるときだったら見えるかな。

 ランちゃんが帰ってきて見分け方の難易度がアップしたし、下顎で見分けられると嬉しいですよねー。

posted by nakaji at 16:21 | TB(0) | 水族館>鴨川シーワールド