2007年05月21日

五月晴れ

 昨日、テレビの天気予報で、
「明日も気持ちのいい五月晴れです」
 と言っていました。

 ちょっと待てぃ!
 五月晴れは梅雨の晴れ間のことだー!
 桃屋のCMでもそう言っているだろうがー!
 まったくこれだから最近の若いモンは! ぷんすか!

 と、憤懣やるかたない思いを今日の日記にぶつけようと思っていたワタクシ。
 しかし、怒りにまかせて書く前に、調べるだけは調べてみようと思い立ちました。

 思い立って良かったです。

 辞書には「梅雨の晴れ間」よりも先に、「新暦五月頃のよく晴れた天気」と書いてありました。
 気象庁の予報用語にも、「5月の晴天」とありました。
 そして備考欄に「本来は旧暦の5月(さつき)からきたことばで、梅雨の合間の晴れのことを指していた」と。

 なるほど。
 世間的にはもう、誤用ではなくなっているのですね。
 とりあえず納得。

 でも、これからもこの時季に「五月晴れ」という言葉を聞いたら、
「ちょっと待てぃ!」
 と、何度でも思ってしまいそうな予感。
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posted by nakaji at 15:28 | Comment(0) | TB(0) | 雑記>言葉

2007年02月01日

まどいせん

 「遠き山に日は落ちて」で始まる歌。
 あの歌のタイトルって、歌詞そのものの「遠き山に日は落ちて」だったか、それとも「家路」だったか、どっちかなーと思ったのですが、前者でした。
 「家路」のほうは作詞された方が違うのですね。

 ……と、そんな話を書こうと思ったわけではなく。

 「まどいせん」なのです。
 「遠き山に日は落ちて」の1番の歌詞の最後、「楽しきまどいせん」。

 「まどいせんって何?」と、ずっと思っていたわけです。
 もう、この曲が下校時に流されていた小学校のときからずっと。
 しかし、大した疑問ではないのであえて調べようとも思わずに月日が流れたわけですが、ひょんなことから「まどいせん」の謎が解けてしまいました。
 と言っても、もうずいぶん前のことなのですが。

 童謡や小学校唱歌みたいなものばかりをずっと流しているテレビ番組で、この曲がかかりまして、歌詞も一緒にテロップで出ていたのです。
 そこにはこう書いてありました。

「楽しき団居せん」

 円居、だったかもしれませんが、いずれにせよこれは団欒を意味する言葉。
 楽しく団欒しましょうと、そんなような意味だったのです。

 謎が解けてすっきりしたわ〜。
 ということを今日、ふっと思い出したので書いてみました。
 ああ、それから、この番組では曲のタイトルが「家路」になっていた気がします。気のせいかもしれないけど。
posted by nakaji at 16:01 | Comment(4) | TB(0) | 雑記>言葉

2007年01月14日

第二回 全国一斉!日本語テスト

 昨年に引き続き「全国一斉!日本語テスト」にトライしてみました。

 結果は88点。
 まずまずでしょうか。去年の点数よりも上がって良かった。

 講評はこんな感じでした。
どの分野でもまんべんなく高得点がとれているあなた。
なかなかの力の持ち主ですが、ただ、いくつかのケアレスミスで点数を下げていませんか。
周囲の言葉に関心を払うことも大切ですが、自分の使う言葉に対しても、もう少し意識的で、用心深くあったほうがいいでしょう。
 後半の「自分の使う言葉に対しても、もう少し意識的で、用心深くあったほうがいいでしょう」の部分が何とも痛いところを衝かれた感じです。
 気をつけます。

 ずっと、どちらが正しいのか疑問に思っていた(でも調べてなかった)言葉が2問ほど問題になっていて、正解を知ることができたというのが、このテストでの一番の収穫でした。
posted by nakaji at 14:57 | Comment(2) | TB(0) | 雑記>言葉

2006年11月30日

王様の道は楽な道

 「王道」という言葉があります。
 旦那さんが教えてくれたのですが、これ、「近道」とか「楽な方法」という意味なのだそうです。

 辞書を引くと、たしかにそう記されていました。
 本来的なと言うかスタンダードなと言うか正しいと言うか(ああ、的確な言いかたが見つからない)、そうしたやりかたのことだと思っていたのでびっくり。

 だって、「王」の「道」ですよ。
 そりゃあ立派な、偉そうなものだと思っておりました、はい。
 そうじゃなくて、王様の御通りになる道だから、近くて楽なのですね。

 もっとも、私が思っていたのに近そうな意味も「王道」にはあるのですが、それは「仁徳を本とする政道をいう」とのことなので、政治に限った話のようです。

 ううむ。勉強になるなぁ。
 私もわりと辞書を引くほうだと思っていたのですが、わかっている(つもりの)言葉をわざわざ引いて確かめることはあまりしないので……
 いかんですね。これからはもっと辞書を引こう。

 ちなみに、
「書くことがない日は、旦那さんの仕込んでくれたネタを書くのが私の王道」
 というのは正しい使いかた。
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posted by nakaji at 17:04 | Comment(2) | TB(0) | 雑記>言葉

2006年10月31日

一応ゆく

 ネットでたまに「一応」を「いちお」とか「いちよ」と書いている人を見かけます。
 そう言えば、私の中学時代の友人は「いちを」と書いていました。

 「いちを」はさすがに誤表記だとわかるのですが、「いちお」とか「いちよ」は方言だったりするのかなぁとちょっと思ったり。
 いや、最初は間違っているのだと思っていたのですが、何かこう、考えれば考えるほどワケのわからない深みに嵌まってゆく感じで、「もしかして方言?」と。

 調べてみたところ、けっこうこの件について書いている人がいて(やっぱりみんな気になるんだ!)、そのほとんどは誤表記であると結論づけていました。
 でも、方言だと言う人もちらほら。
 実際のところどうなんでしょう? 気になります。

 ……と、いうようなことをつらつら考えていて、ふと不安になったことがありました。

 私、「いく」を好んで「ゆく」と表記するのですけれども、これも間違っていると思われちゃったりしているのかなぁ、と。
 そんなことを考えているうちにまた深みに嵌まって、「ゆく」って本当は間違い? とか思い始めちゃって。

 慌てて辞書を引きました。
 奈良・平安時代から「いく」と並存、と書いてありました。
 むしろ「ゆく」のほうがメジャーな存在だった時期もあったというようなことも書いてありました。
 良かったぁ。間違いじゃなかった。
 ほっとひと安心。
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posted by nakaji at 16:41 | Comment(2) | TB(0) | 雑記>言葉