「配色アイデア手帖」 桜井輝子

 趣味のサイトを開設して14年になります。
 HTMLもCSSも自分で書いた手作り感満載のサイトが今のデザインに落ち着いて、かれこれ10年以上。
 今となっては時代遅れにすぎる外観をいい加減なんとかせねばという気持ちはあるのですが、なかなか手をつけられないでいます。

 理由はいくつかあるのですが、そのうちのひとつが「配色考えるのめんどくせー」であるのは否定できません。
 今、私のサイトは白を基調に黒とグレー、それから青が少々という感じの配色になっていますが、これも開設以来何度かリニューアルをした末の苦し紛れ、「他に思いつかないし、好きな色合いだし、もうこれでいいや」となったものであります。

 前置きが長くなりましたが、そんな私の強力な助っ人になってくれそうなのが本書。

 圧巻のボリュームで、配色のテーマは127種。それぞれに複数の配色パターンが掲載されているので、サンプル数は3175にもなるそうです。
 各テーマには「熱帯魚の楽園」や「新緑と青空」といったタイトルがついていて、見開きの左ページにはテーマをイメージする画像と配色の基本となる9色が、右ページには配色パターンやロゴデザイン、イラストなどのサンプルが、それぞれ掲載されています。

 レイアウトが一定なので複数のページを行ったり来たりして見比べるのも楽ですし、カラーコードが併記されているのもwebデザインを考える上では嬉しい点です。
 また、横長の見開きなのも実用的。うちのPCモニタとキーボードの間にぴったり収まりました。まるで、ここに置いて作業せよと言わんばかりのジャストサイズ。

 良い点はいくつもあるのですが、一番ありがたかったのが配色に関するアドバイス。
 ほんの一行なのですが、テーマごとに「暗い色はアクセントカラーとして少量のみ」とか「使う色の明度をできるだけ揃える」とか、配色の考え方を教えてくれているのです。これは本当に勉強になりました。

 ただ、文字が小さいのが難点かな。
 情報量が多いので仕方ないとは思いますが、おばちゃんにはちょっときつかったです。

 この色の組み合わせは使ってみたいなというテーマがいくつかあったので、サイトのリニューアルを本気で考えてみようかしら。
 その前に、まずは10年前で止まっているweb制作に関する知識を更新しなくてはならないけれど……

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桜井 輝子
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