菜の花畑で

 ただ単に散歩に出ただけなのに、気がついたら野草観察をしていました。  ここのところ花の写真ばかり載せていて、まだ載せていない写真もかなりあると言うのに野草も撮りまくってしまって、何かもう植物観察ブログになりそうな勢いです。  というワケで菜の花畑。って、これ野草じゃないか。まあいいや。  綺麗なんだけど、ハチがあちらこちらでホバリングしていて、かなりピンチ。  で、綺麗なんだけど、菜の花ってあんまりいい匂いじゃない……  至近距離で撮っておいて言うのも何ですが、菜の花は遠くから見るだけにしておくのが吉かも。  ちなみにこの場所、ひと月前はこんなでした。

【続きを読む】

「パプリカ」

パプリカ (新潮文庫)筒井 康隆 「パプリカ」というタイトルや「夢探偵」という言葉から「時をかける少女」的な、いわゆるジュヴナイルを想像していましたが、もっと大人な話でした。  他人の夢に侵入する夢探偵パプリカ、ということで、物語の舞台は現実と夢の中を行ったり来たりします。  最初のうちは、夢の中に入り込んだときの夢独特の不条理感が面白かったけれど、話が進むにつれて、その不条理感がだんだん怖くなってきました。  朝、起きて、家の中の掃除をしていたら、目覚まし時計に叩き起こされた……起きたのも掃除していたのも全部夢だった……という経験のある私には、この小説の夢と現実の混淆はかなりリアルで、息苦しくなるような不安感を覚えました。  読んでいる間は、夜、夢に見そうでちょっと怖かっ…

【続きを読む】

ライラック

 先週末、葉桜の遊歩道を夫と散歩していたら、行く手に薄紫の綺麗な花が群生しているのが見えました。  近づいてみると、とても良い香り。 「ふが~(←匂いを嗅いでいる)いい匂い~。何の花だろね~」  と言いながら写真を撮っていたら、背後から、 「ライラックだよ、ライラック」  という声が。  声の主は見知らぬおじさんで、その言葉も私たちにではなく、同行者に向けてのものでした。  でも、もしかしたら私たちに教えてくれるつもりもあったのかも?  おじさん、教えてくれてありがとね~。

【続きを読む】

大嫌いな花

 かつてメインサイトのほうにも書いたことがあるのですが、子供の頃からチューリップが大嫌いです。嫌いと言うよりむしろ怖い。  開ききったチューリップの内側の赤黒い色は、私にとってあまりにも気味が悪く正視に堪えないモノなのであります。  なので、最近は花の写真をたくさん撮っていますが、チューリップだけはスルー。完全スルー。  物の例えではなく、本当に目を逸らして見ないようにしていました。  ところが、そんな私が撮ってしまったのです。チューリップを。  私の中で、嫌なモノを忌避する気持ちよりも珍しいモノに対する好奇心が勝った瞬間の写真。  赤と黄色のチューリップはワタクシ的に最悪なのですけれども、この変な形に対する興味が勝りました。何というチューリップか調べようという気に…

【続きを読む】

「みぃつけた」

みぃつけた畠中 恵/柴田 ゆう 「しゃばけ」シリーズ番外編のビジュアル・ストーリーブック。  ふだん、ハードカバーは買わないのですが、びびこさんのレビューを拝読したらどうしても欲しくなってしまい、「絵本だからハードカバーでも仕方ないよね~」と自分に言い訳をしつつ購入。  柴田ゆうさんの絵と畠中恵さんの文が半々くらい。  その文章も本編とは違って童話調(と言えばいいのか?)で書かれているのですが、特に漢字を開いたりはしていないので、子供向けというわけでもないみたいです。  若だんなが子供のころの、鳴家がとてもとてもとても可愛いお話。  最後のほうで、うるっと来てしまったのは、柴田さんの絵の威力です。  「しゃばけ」シリーズを読み始めた最初のうちは、すっごい簡単な絵だなーと…

【続きを読む】

火星人の行列

 この世には不思議なことなど何もないのだよ、と京極堂は言いますが、ワタクシのごとき凡人にとっては、この世は不思議でいっぱいです。  たとえば、こんな花が現実に存在することとか。  華鬘草(ケマンソウ)というそうです。別名を鯛釣り草(タイツリソウ)とも。  「華鬘」は仏堂内陣の欄間などにかける荘厳具のことで、花の様子がその華鬘に似ていることからついた名前だそうです。  別名の鯛釣り草も見た目からの命名のようですが、私には火星人が列をなしているように見えます。  こんな(変な)形の花があるなんて、ホントに不思議ー。

【続きを読む】